適職診断に頼りすぎると失敗する! 転職する時にすべきではないこと【まとめ】
仕事探しとは非常に大変な作業です。
今の自分、そして将来の自分に合った仕事、キャリアの足がかりとして、あるいは長期にわたって安心して働ける機会として、適切な仕事を見つけることが必要になってきます。
しかしながら「転職 適職」などで検索すると色々出てくる、「適職診断」の結果通りに従うと、「なんか違うな」「こんなはずでは。。。」という結果に陥る可能性があります。(全てを否定しているわけではありませんが)
この記事はこんな人にお勧めです。
- 自分のキャリアをどう築いていくか迷っている
- 今の会社にいるべきか転職すべきか迷っている
- 転職したいが適職が何かわからない
- 適職診断やってみたけど合ってない気がする
ぜひこの記事を見て「適職」ってなんだろう?、転職するときにこんなことをやってはいけないんだ!と理解していただけると嬉しいです。
そもそも適職とは???
適職を直訳すると「その人に適した職」となりますが、個人的にはこの3つが当てはまると思います。
「好きかどうかに限らず得意な仕事」
「仕事をしていて心から満足感(やりがい)が得られる仕事」
「心から好きと思える仕事」
最も重要なのは、自分のキャリアの現状と将来の方向性に合った仕事を見つけることです。
自分に合った仕事・会社・職場に就くのは難しい
スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で行った伝説的スピーチで、
「偉大な仕事をする唯一の方法は、自分の仕事を愛することです。もし好きなことがないなら、探し続けてください」と述べました。
(まだ見ていない人はこちら)
しかしながら「好きなことが見つからない」という人が大勢います。
厚生労働省の調査では入社から3年以内に会社を辞めた人間の割合は大卒でも約30%
さらにやる気をもって働いているサラリーマンは全体の6%しかいないというデータも。
上記のデータからも、いかに自分の理想通りの環境で働くということが難しいかわかります。
しかし各界の偉人たちも最初からその仕事や職種が好きではなかった、でも継続して成功を納める過程で好きになっていったなんて話をよく耳にします。
好きを仕事にすることは難しい!
最近のトレンドで「好きを仕事にする」ということを求める人が増えているが、いい面もあり悪い面もあると思っています。
いい面ととしては下記があげられます。
- 全般的な向上心が高くなる
- 仕事に対する情報収集能力が高くなる
- 積極的に取り組むことで、修練上達が早くなる
しかしデメリットもあり、まずそもそも多くの職業研究によれば、自分の好きなことを仕事にしようがしまいが最終的な幸福感は変わらないという結果が出ているそうです。
そもそも!
仕事とは地味な部分が多くあり、いかに好きなことであっても地味なことが多数迫り来る中で、「理想と現実の差」がストレスとなり心が折れることもあるそう。
結果好きな仕事を求める気持ちが強いと現実の仕事とのギャップを感じやすくなり、最終的な幸福度が下がり仕事を辞め、また新しい仕事を探す旅に出る。そんな悪循環が起こります。
適職を探し続ける人の特徴
- 慎重すぎる人
- ネガティブ思考で、なんでも不満に感じてしまう人
- そこそこ色々できてしまう人(器用貧乏)
具体的に見てきましょう!
慎重すぎる人
「転職に失敗したくない」「転職先でやっていけるか不安」
こんな悩みは大体の方が抱えています。
しかしながらある程度のリスクを理解した上で、転職してみないことには何も判断できません。
自分の中である程度の妥協点を見つけておき、行動することをお勧めします。
実際に転職活動を進めて行く中で、この会社で働いてみたいという気持ちが強くなる場合がありますし、逆にまだ転職のタイミングではないなと思うかもしれません。
行動しなければモンモンとしたまま時が過ぎて、何も変わらず後で後悔する可能性がありますので、小さなことから動いてみましょう。
ネガティブ思考で、なんでも不満に感じてしまう人
普段からネガティブ思考の方や、なんでも不満に思ってします方などの他責思考型は適職を求めジョブホッピングしやすい傾向にあるようです。
今の仕事に不満を感じときももちろんあるでしょう。
ただまずは目の前の仕事に真剣に取り組んでみてください。
真剣に取り組むことで、自分に自信がついて、その仕事に対してやりがいを見いだすことができる場合があるかもしれません。(自己肯定感もあげるのも良い方法です)
真剣に取り組むことがとても大事なプロセスです。
時に失敗や挫折も味わうかもしれませんが、それはそれで「十分やりきった」とポジティブに受け止めましょう。
物事をポジティブに受け止めて、失敗から学び自己肯定感を上げることで、次の転職で成功するための成果やその他の要素が構築され、転職成功確率がアップするでしょう。
そこそこ色々できてしまう人(器用貧乏)
そこそこ色々できてしまう人は、どこでもある程度の成果を上げることが可能なのですが、
一方で、「自分って本当にこれやりたいのかな?」とふと思ってしまうことがあるかと思います。
そんな方は、自分が本当に得意なこと・秀でている強みを活かせる場所を探すことをお勧めします。
改めて自己分析をしてみたり、人に聞いてみたり、スキルの棚卸しをしてみたり様々な方法があります。
『科学的な適職』から学ぶ、転職する時にすべきではないこと
1、好きを仕事にする
自分の好きな事を仕事にしようがしまいが最終的な幸福度は変わらないというデータあるそうです。
なぜか???
それは好きを仕事にしようとする人たちは理想が高すぎて
常にもっといい仕事があるんじゃないか?
もっと満足できる仕事があるんじゃないか?
常にに頭の片隅で考え続けてしまって、結局自分が今ついている仕事に満足できない。
勝手に理想の仕事(職場)と現実の仕事にギャップを作っているんです。
給料の多さで選ぶ
こちらも給料が多いか少ないかは私たちの幸福や仕事の満足度にほとんど影響がないというデータがあるんです。
普通は給料(年収)が増えれば増えるほど幸せになれると信じていますが、実際には給料が増えればその分の『責任』や『労働時間』が増えるなどマイナスの要素もどんどん多くなっていくため幸福感は最終的にあまり変わらなくなるそうです。
楽そうな仕事で選ぶ
楽すぎる仕事はやりがいを失い、結果としてやる気も失うためあなたの幸福度を大きく下げてしまうというデータがございます。
仕事の幸福度を上げるには適度なストレスが必要!ということです。
業界や職種で選ぶ
あなたが転職をする時に多少なりとも業界や職種の動向を調査して、今後伸びるであろう業界や職種につこうと思うかもしれません。
しかしそんなことは意味がない!とこの著書では紹介しています。(聞けば納得)
たとえどんな専門家であったとしても「将来伸びる業界など予測ができないというデータ」があるそうです。
先進的なサービスを思いついた会社は最初は儲かるかもしれませんが、すぐに競合が参入し売り上げが落ちて倒産した。。なんて話もよく聞きます。
不毛な未来予想よりも刻一刻とクァル時代の変化に合わせて、自分を変えていくことが成功に近づく唯一の方法なんですね。
適職診断などの結果で選ぶ
よく「転職」で検索すると、性格診断や適職診断などが出てきますが、なんとフロリダ大学が行ったメタ分析によって予測能力はほぼゼロであるということが証明されてしまいました。
転職の際にちょっとした参考程度に使うのはいいかもしれませんが、その結果で自分の将来を決めるのは止めといた方がいいでしょう。
直感で選ぶ
直感って結構人間にとって大事なファクターだと思ってますが、こと転職に関しては別物となります。
実は直感が正しく働くには次の3つの条件を満たす必要があるんです。
- ルールが厳格に決まっている
- 何度も練習するチャンスがある
- フィードバックがすぐに得られる
そう、仕事探しにおいては、この条件が当てはまらないんです💧
適職選びに正解のルートなど無く、会社選びも1回勝負で仮に選んだ会社が自分にとって正解だったかどうか分かるには、入社して数カ月かかります
このような悪条件のもとでは私たちの直感力は正常に働きません!
適性に合った仕事を求める
転職活動をしていると、この「適性」という言葉がよく出てきます。
この世界のどこかには自分が生まれ持った能力にマッチした仕事が存在していてそれ
さえ見つけてしまえば、ストレスフリーで働ける!そんな考えです。
ただ残念ながら、心理学者が行った研究の中で最も精度の高い研究によると
「私たちの仕事のパフォーマンスを事前に見抜くことはできない」
ということがわかっているそうです。。。
簡単に言うと、自分がこの職業に向いていると思ってその職業についたとしても実際
にその仕事でパフォーマンスを出せるかどうかはほとんど関係がないと言うことです。
最後に
昔より多様性が認められ、仕事の幅が広がったことで、自分に合った仕事を探すのが難しくなったように感じています。
この記事で紹介したことは、そんなキャリア悩み、職業選択における不安を解消する助けになると思います。
ちなみに「科学的な転職」は今までの転職の概念を変えてくれる本です。そしてこの記事では紹介しきれていないことが同書にはまだまだたくさん記されています。
是非転職に悩んでいる人は読むべき本ですので、是非お手にとって読んでみてください!
また転職エージェント選びに迷っている方はこちらの記事も是非ご確認ください↓

